テレアポ職人の竹野恵介です。
今回のテーマは「テレアポの知識の蓄積が必要です」です。
子供の頃、親や学校の先生に「前にも言ったでしょう。何度同じ事を言わせるの」
こんな事を良く言われると思います。
人間は忘れる事が得意です。一度では理解しない、理解したが忘れる。こういう事を繰り返しています。
テレアポでも同じです、一度吸収した知識でも抜けてしまう事が多々あります。
しかし、テレアポに限らず得た知識は蓄積した方が上達をします。今日より明日、明日より明後日、急激には上達しないまでも少しずつ上手くなっていきたいものです。テレアポは地道な努力とクリエイティブな発想が必要だと思います。
相手の方の状況や心理状態、置かれる立場、こういった事を瞬時に判断して、その人とその時に合った対応が必要になります。ある程度のレベルまではスクリプトやマニュアルが必要ですが、ある時点からそこを基本としての応用の方が重要になってきます。基本的な部分を捨てるのはなく、基本的な部分は蓄積として残しておき、更に上を目指す必要があります。
こうなるには日々、色々と吸収する必要があります。掛かってくるテレアポから学ぶ、営業の方の話し方から学ぶ、心理学の本を読む等々。
アウトプットするにはインプットが必要です。
もし、あなたが1年間何もインプットしないでテレアポを続けていたら、テレアポの力は落ちていくだけです。
これは何もテレアポに限った事ではありません、今の状態を100%として、そこから何もしなければ100が90になり、90が70になりと落ちていくだけです。
私は20年近くテレアポをやっていますが、常に新しい事を調べて吸収しています。弊社に掛かってくる電話は基本、私が取ります。今の世の中がどういったテレアポをしているのかを知るためです。どういった業界が多いのか、どういうトークをするのか、こういう事を肌で感じて自分のコールに活かす為にやっています。
他社のコールを聞くのはとても為になります。こういう出だしでしゃべると聞く耳を持つなぁ、この切り返しは弊社でも使えるぞ。こういった自社の役に立つ事は他社のコールから吸収しています。
また、逆もあります。こんな話し方では会っては貰えない。こういう切り返しは強引だと感じるなぁ。こういうやってはイケない部分が見えてきます。
こういう吸収も日々必要な事です。ある時期だけやっても意味がありません。継続して蓄積をする事が必要です。