テレアポコラム

今の時代の電話のやり方

昔、電話はもっと高尚なものだった

テレアポ職人の竹野恵介です。
今回のテーマは「今の時代の電話のやり方」です。

最近、ある記事でご近所さんとの関係性が希薄で挨拶もしない、誰が住んでいるか分からない。こんな内容の記事を見ました。

この記事と関係性で電話というものを考えると今の時代にどういうテレアポをやれば良いかが見えてきます。

ご近所さんとの関係性が希薄ということは個人の意識が強いという事が言えます。昔は近隣の人とは良く挨拶をして、一緒に出かけることもあったと思います。また、電話も昔は一家に1台でしたが、今は個人で携帯を持っています。

この個人で携帯電話を持つという部分もより個人の意識が強い事と関係性があると思います。他人に干渉されたくない、この意識があるとテレアポなど迷惑に過ぎません。

人の個人的な領域に勝手に入ってくるのがテレアポという事になります。

人にはパーソナルスペースといって自分の領域があります。例えば、満員電車では人との距離が近くこのパーソナルスペースを超えて他人が入ってくるので嫌な感じがするのです。

最近は、電話でもこのパーソナルスペースを感じます。ガチャ切りもパーソナルスペースに侵入されたと感じたひとつだと思います。

特にテレアポは相手の都合を考えずに電話をするので、パーソナルスペースに侵入されたと感じる度合が強いだと思います。

今と昔の電話事情

昔はガチャ切りはありませんでした、そもそも電話はもっと高尚なものだったと思います。値段も高かったので全家庭に電話があった訳ではありません。

私の小さな頃は電話を持っている近所の人に電話を借りに行った記憶があります。普及率が低ければテレアポは存在しません。そもそも電話が掛かってくる数が少ないので迷惑になる事はなかったのです。

しかし、その後に経済が発展して各家庭と会社に電話が設置されます。1980年頃にアメリカからテレマーケティングが入ってきます。たくさんの人・会社が電話をする時代になります。その後の状況が今という事になります。

テレアポがやりづらくなったのは長年の蓄積です。それと今回述べている個人の意識が強い、この部分もテレアポがやりづらくなった要因のひとつだと思います。

電話は相手が出ないと成立しませんので、メールやDMやニュースレター等の一方的に送れるツールを上手く活用する事が今の時代の電話のやり方だと思います。

メールを送った後に電話をする、もしくはメールの本文に個別に番号をふったURLを記載して、アクセス解析を見てクリックした人にだけ電話をする。

こういう、複合的なやり方をする必要があります。ガチャ切りと戦っても疲弊するだけです、今の時代にあったやり方をしましょう!

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