テレアポ職人の竹野恵介です。
今回のテーマは「流してやるテレアポはアポにはならない」です。
最近受けたテレアポでひどいのがありました。まったくやる気のない声でかったるそうにスクリプトを読んでいる。気持ちはこもっていない、元気がない、やる気がない、こんなテレアポでした。
もちろん、そんなテレアポで会う気になれませんので、断ると何も言わずに電話を切っていきました。この時には切り返しトークもありませんでした。
時々、こういうテレアポはあります。弊社のアポインターさんはこんな事はありませんが、1年に何社かこういう感じのテレアポをされます。
テレアポはその会社の顔でもあります。弊社はテレアポ代行を受ける時に緊張感を持ってやっています。電話をクライアントの名前でやりますので万が一クレームになったら責任問題です。アポを取る事も重要ですが、その会社の顔である電話という認識は必要だと思います。
以前、リゾートホテルの人材の仕事をやっていた事があります。有名なホテルとの取引もありましたが、そのホテルの裏側だったり、働いている人が辛く当たってきたりとお客さんでない場合の対応を目の当たりにするとそのホテルには泊まりたいとは思えなくなります。外面は良いかもしれませんが、その笑顔の裏が見えてしまうと気持ちが拒否をします。
これは極端な例かもしれませんが、人の繋がりはどこで繋がるか分かりません。どんな場面でもきちんとした対応をする必要があると思います。特に人や会社によって態度を変える人はどこかでそのボロが出ると思います。
弊社のテレアポ代行では本当に一生懸命にやっていると思います。必死にやらないとアポにはなりません。気を抜いたら結果は出ないのです。
また、気を抜くとは別の問題ですが、その日の気分や体調によってもテレアポのやり方は変わってきます。普段元気な人でも体調が悪い時は声が暗くなると思います。
しかし、相手にとっては体調が悪いかどうかは関係ありません。初めてその人と電話で話すので関係のない事だからです。私はこんな時にはそのアポインターさんに「今日の感じだとアポにならないよ、自分の過去の録音を聞いてごらん」こんなアドバイスをします。
ニュアンスの問題ですが、私はいつも聞いている声の感じや雰囲気と違うとすぐに分かります。そして、その状態が悪い方に向かっている様なら修正して貰います。弊社には過去の録音データがたくさんあります。その音声と今の自分の感じを聞き比べて修正をして貰います。
アポが取れない状態が続いた場合も同じです。アポが取れた時の音声を聞いて修正をして貰います。