テレアポ職人の竹野恵介です。
今回のテーマは「下期にテレアポ代行依頼が多い理由」です。
このコラムを平成29年9月1日書いています。8月が終わり9月になりました、年度の下期の始まりです。
弊社のテレアポ代行業務では下期の方がご依頼が多いです。9月・10月・11月に新規のお客様と既存のお客様どちらも件数も多いご依頼を頂きます。この傾向は毎年の事で今年も同じ事が予測されます。年度という部分で考えると4月も上期の始まりです。下期のスタートが9月だとすると4月は上期と年度のスタートという事になります。
しかし、テレアポ代行の依頼は下期の方が多いです。
また、これは私の所見ですが、4月の依頼はじっくりした依頼が多いのに対して9月・10月の依頼は急ぎだったり、慌ただしい依頼が多い感じがします。
この現象をどういう事かと考えると・・・下期の方は売上に直結するアポを望まれる、すなわち上期にショートした予算を下期で挽回したい。こういう事かなと想像します。
実際には聞いた事はないですが、おそらくこういう事だと思います。弊社の様な小さい会社でもこの様に感じるのでおそらく世の中全体だと下期の営業活動量は多いのだと思います。
この事から考えないといけない部分は相手すなわち電話をされるお客様の事です。営業活動量が増えているという事はテレアポの数と量も多いという事です。電話を受ける人にとっては煩わしい時期と言えるかもしれません。
「また同じ業界のテレアポか」「さっきもテレアポあったよ」等々、テレアポに対して嫌な感情を抱く時期でもあります。
さて、こういう時期に電話をして良い結果が出るでしょうか?
売上を早急に上げたいというこちら側の意向と受け手の状況が噛み合わない時期でもあります。年間で考えると上期の方が営業活動量やコール量が少ないので受け手も話を聞いて貰いやすいと思います。
また、上期で上手くいかなかった部分の修正や検討する時間を考えると上期から仕掛けて下期に刈り取る。こういう流れを考えても良いかと思います。
日々の業務に終われると俯瞰で見る事がなくなります。時間軸も同じです。半期という時間軸と年間という時間軸、この2つを上手くイメージしながら営業活動をどうやっていくか、ここを考えた方が良いと思います。
ただし、営業活動は途切れる事がなく継続的なものです。ですので、どの時期に集中して量を増やす、何をするという部分を考えながらやる事が必要です。