テレアポ職人の竹野恵介です。
今回のテーマは「テレアポにも夏休みが必要です」
長年テレアポをやっていると時期と効果というものを考えます。
例えば、8月はアポが取りにくいという傾向があります。これは長年の経験と数値データから導き出したものです。8月はお盆休みと夏休みがあります。これ等があるので8月中旬はテレアポをしても相手の方がお休みだったり、休み前で忙しいからお盆明けに電話をして、休み明けで忙しいから9月になったら電話をしてと一番先延ばしにされる確率が多い時期です。この傾向は年末年始にも言えます。
ここ最近は夏休みを分散させる傾向にもなっていますが、夏休みという言葉はテレアポする側には厄介な言葉です。弊社は長年テレアポをやっているのでこの事を分かっています。
しかし、テレアポ代行の依頼をする方の中にはこういう時期の問題を考えない方がいます。一応、お盆前後は避けた方が良いと伝えますが、売上が欲しいという観点からお盆も関係なく実施する企業もあります。
結果としては、残念ながら良い結果にはなりません。通話率が悪い、ここが最大のポイントです。仮に電話で出てもお盆明けに電話をして、9月になったら電話をしてとなってしまって8月にはアポにならない事が多いです。電話で話す事が出来ないと弊社としては結果を出す事が出来ません。
また、二度手間になる事、これも効率が悪いので結果に関係があります。忙しいから後日と言われた方に再コールをした場合に再度忙しいから後日と言われる確率が高い事もポイントです。
こういった部分から8月にコール数を調整する事が必要です。コール数を0にする必要はないと思います。通常月より少なくする、不在が多い人のリストを作ってコールをする。フォローコールを中心にやってみる。 この様に普段と違う観点でコールをすると良いと思います。
もちろん、8月に減った分は7月や9月に取り戻せる様にしておく事が必要です。
また、年間のコール計画を立てておく事も重要です。休みの多い時期(GW・8月・12月・1月)、異動がある時期(3月後半、4月)、決算時期(各会社の決算時期を調べておく)、展示会への出展が多い時期、新卒の面接が多い時期、新入社員研修の多い時期、工場が忙しい時期等々。コール先の事情も加味して年間のコール計画を立てておく事が必要です。
同じコールをするなら相手の方がきちんと話を聞いて頂ける体制にある事。この部分が重要です。ここを考えないでコールをすると微妙な差かもしれませんがアポ率は変わります。
場合によっては大きな差になる場合もあります。ポイントは売上が欲しいという切羽詰まった状況ではなく、計画的なコールが良い結果を生む。これが重要です。