テレアポ職人の竹野恵介です。
今回のテーマは「アポが取れない時に何をするか?」です。
長年テレアポの代行をやっているとアポが取れない時があります。 アポインターさんも色々と工夫をしてやりますが、どうしても取れない。 そんな案件が年に1件位あります。
個人向けなら取れない事は仕方がない部分かと思いますが、法人向けでまったくアポが取れない事は滅多にないです。 法人向けでアポが取れない場合、競合他社が直近でコールをして荒らしている。 まったくリストと案内する商材がマッチしていない。こういう部分が考えられます。
逆に言うと前述の様な事がない場合はまったくアポが取れないという事は考えづらいのです。しかし、現実にはあります。
もし、色々とやっていてもアポが取れない場合はまったく違うやり方をするしかありません。そもそも何をやってもダメなので破れかぶれでやるしかないのです。
何だかアポが取れない。アポが取れない理由がわからない時はスクリプトも無視して、しゃべり方も考えずに、電話に出てきた相手に合わせて話をする。 これしか、やりようがありません。
テレアポなのでしゃべる内容をきちんとスクリプトにして、順序立てて話すと思います。 しかし、友達との電話ではそんな事はしません。 ですので、何をやってもダメな場合は飾らずに自然にやる事が重要です。
弊社でエステの広告のテレアポを以前にやった事があります。 その時は苦戦して300件位アポインターさんがやりましたがアポが取れませんでした。 アポインターさんも色々と工夫をしてやりますが、まったく取れません。
アポインターさんのやっているところを聞くと、エステの広告の営業はテレアポに命をかけているようで、競合他社もガンガンにテレアポをしている様です。 ガチャ切りの嵐でほんとど会話が出来ません。
この時に私はこんなトークをしてみました「私、〇〇の効果のあるエステの広告会社ですが、こういう電話は間に合ってますよね」 この様に自分から切る様なトークをしてみました。他の人がみんな攻めているので敢えて引いてみました。
これをやったところ、とても効果があってこのトークをした1件目からアポになりました。「お前面白いね、売り込みしないんだ」と言われました。
これは極端な例かもしれませんが、他の人と同じ事をやっていてはダメな場合があります。 特にアポが取れない時は「どうせ取れないんだ」と開き直る事も必要です。 まったく違ったやり方を試すチャンスかもしれません。