テレアポコラム

テレアポの極意とはと聞かれたら何と答えるか?

テレアポ職人の竹野恵介です。
今回のテーマは「テレアポの極意とはと聞かれたら何と答えるか?」です。

先日、ある企業の新入社員研修で質問をされました。「テレアポの極意」とは何ですか?と質問されました。

これに対して私は「しゃべらない事です」と答えました。テレアポは営業行為なので、商品やサービスの説明をする為にはしゃべる必要があります。

しかし、しゃべり過ぎると相手は離れていきます。特に営業電話なので売り込みが強くなると、相手は売られたくないので、商品やサービスの良さではなく、売られる行為そのものに拒否反応を示します。

では、どういうやり方が効果的なのか?
それは、相手にしゃべって貰う。ここが重要になります。
こちらがしゃべっていては相手はしゃべれません。
そこで適度に質問を投げかけて、相手の反応を待ち、会話を広げていく。
これが適切なやり方です。

私がテレアポの極意は「しゃべらない事です」と言ったのは、多くの人がテレアポとは商品やサービスの説明を一方的にする事だと思っているからです。この事は自体は間違っていないのですが、多くの人は一方的に説明だけをしてアポに持って行こうとします。

しかし、相手にも事情がありますし言いたい事もあります。それにも関わらず一方的に説明だけをします。これでは相手は離れていくだけです。

もっとコミュニケーションを取らなないといけません。
相手にもしゃべって貰わないといけません。
そういう意味でしゃべらない事が重要なのです。

また、テレアポの効果的な方法は相手の真意をいち早く聞き出す事です。何故なら、テレアポは不特定多数の人に電話をするので実際には本当に必要ない人・対象ではない人はリストの中にたくさんいます。 これ等の人には時間を掛けていては無駄になります。

そこでなるべく早く相手の真意を聞きだす事が必要ですが、
「聞き出す=しゃべる事」この様に思っている人が多いです。
「聞き出す=しゃべらない事(質問して待つ)」、こちらが正解です。

沈黙にも耐えられる様な訓練が必要です。
テレアポではしゃべる事としゃべらない事、この2つの使い分けが重要です。

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