テレアポ職人の竹野恵介です。
今回のテーマは「テレアポ代行の個人宅向け」です。
ここ最近、個人宅向けのテレアポ代行の問い合わせを頂く事が多々あります。 残念ながら弊社は個人宅向けのテレアポ代行は行っていません。という事もあって問い合わせを頂いてもお断りしています。 比較的に景気が上向いていると思うので個人宅向けのテレアポ代行の問い合わせが多くなっているかと思います。 しかし、テレアポの個人宅向けは難しいですし、外注するとコストが合わないと思います。
まず、難易度、法人と違って個人を対象にするテレアポはある人又はある家族を名指しで電話をすると思います。ターゲットの人が決まっている、或る、不特定多数の中から該当する人を探す。 この行為は法人向けと違ってコール数を多く掛けないと成立しません。 ある人を対象にした場合にはその人が電話に出るまで掛けないといけません。 不特定多数の中から該当者を探す場合もコール数が多くなります。
弊社のテレアポ代行はリスト単価になっているので、コール数が多くなるとコストが高くなります。 法人向けは人の財布からお金が出る訳ではないので、感情に訴える必要はありませんが、個人宅向けのテレアポでは個人のお財布から如何にしてお金を出して貰うか。 こういう感情に訴えるテクニックが必要です。
また、コールする時間も工夫が必要です。 働いている方が対象の場合には、コールする時間は夜か休日になります。 法人の場合は平日の昼間でも大丈夫だと思いますが、個人宅向けのテレアポは気を遣います。この結果、シフトを平日だけなく休日と夜間も組まないといけません。 人手不足の世の中ではこういう個人宅向けのシフトを組むのは大変だったりします。
弊社でテレアポのアポインターさんを募集する場合には「法人向けのテレアポをやって貰う」と敢えて記載しています。これは過去に個人宅向けのテレアポで苦労してテレアポにイヤなイメージを持っている人への対策です。 時間の成約や通える範囲の問題でコール業務の仕事しかない。
しかし、過去のイメージで二の足を踏む人への対策です。 難易度という意味でも法人向けのテレアポの方が入り易いと思います。ある程度のやり方を覚えてしまえば、アポは取れますし一定化出来ます。
しかし、テレアポ代行の個人宅向けとなると、今まで取れていたのにある日を境にまったく取れなくなる場合があります。 他の人は取れているのに自分だけ取れない。 こういう相談も良く受けますが、その肝は個人の感情を動かせるかどうかです。 電話をしてすぐに仲良くなれる。人とのコミュニケーションが上手い。 こういう部分は持って生まれたものです。個人宅向けのテレアポでは技術では補えない部分があります。