テレアポコラム

社長を呼び出すテレアポ

テレアポ職人の竹野恵介です。
今回のテーマは「社長を呼び出すテレアポ」です。
テレアポでお客様の要望として多いのが社長アポです。
社長とのアポが欲しい、社長アポ以外は必要ない。
こんな事を言う方が多いのが現状です。

では、テレアポを行う側の弊社としてはどう考えているのか?
正直に言いますが、「社長を呼び出すテレアポ」は結果が良くないです。

テレアポ代行の打ち合わせに行って社長アポが欲しいと言われると一応社長アポは難しい、良い結果は過去は出ていない事は伝えます。
その場合、社長アポが難しい事を納得して頂いて、別のポジションの方を呼び出す方式に変えて頂ける場合とどうしても社長アポだと言われる場合のふたつに分かれます。

どうしても社長アポだと言われた場合は、その指示通りに行いますが結果は悪い事の方が圧倒的に多いです。

では、何故、社長アポがダメなのか?
それは社長は電話に出ないからです。
10名以上の従業員がいる会社では、社長は電話に出ません。
人数が増えれば増える程、社長は電話に出なくなります。
想像はつくと思うのですが、人数が増えれば部署が多くなり、電話に出る総務部門や場合によっては秘書の方がいる場合もあります。
こうなってくると社長が直接電話に出て話を聞くという事は無くなります。
電話に出た方がまず用件を聞き、その後に社長に繋ぐか担当者に繋ぐか決めます。
その場合の判断として、社長に繋がる確率はほとんどありません。
何故なら、社長は忙しいのです。
会社の規模が大きくなっているのもかかわらず、細かい事をすべて判断していたら会社は立ち行かなくなります。
会社が大きくなると、社長には社長の仕事があり、社員には社員の仕事があるのです。

こういった事が社長のテレアポがダメな理由です。
テレアポでもダメな事はあります。そこを頑張る事も大事ですが頑張ってもダメな事はあるのです。頑張ってもダメな時は別の道を進むべきです。

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