テレアポコラム

取れないテレアポはやらない

テレアポ職人の竹野恵介です。
今回のテーマは「取れないテレアポはやらない」です。

最近のテレアポ代行の傾向で、アポがたくさん取れる案件と取れない案件の差がはっきりしてきた様に思います。 分かり易い例で言いますと、個人宅向けのテレアポはまったくアポが取れません。 法人向けのテレアポでは良い結果の場合が多いです。

この差は何かと言いますと、個人宅向けのテレアポは不特定多数へのコールが多いので対象が明確でなく、まず、こちらを向けせる事から行わないといけないので時間が掛かるのと、こちらの話を聞く耳を持たない人への対応が必要な部分があります。

それに対して、法人向けはある程度ニーズがあるかどうかは読めるので、それ程外さないリストの制作が出来、且つ、必要かどうかは別として話を聞く体制にはある。

この話ができる状態にあるかどうか、ここがテレアポ成功のポイントでもあります。 最初の段階でこちらを向かせる努力は大変ですし、時間が掛かります。

そして、この対応は精神的にもキツイです。 嫌がっている人に話をするのは、通常の倍以上の労力が必要です。

こういった部分もあって、弊社は個人宅向けのテレアポ代行はお引き受けしていません。 会社の経営上は受けた方が良いと思う時もあります。しかし、アポインターさんが精神的に苦労をするのはなるべく避けたいところです。

アポインター採用と案件選びについて

昨今の人手不足で思う事ですが、これからは簡単には採用は出来ない時代だと思います。 今いる人がとても大切になってきています。弊社では今いる人が快適に仕事が出来る様な福利厚生策を取りだしました。

そして、私自身もプレイヤーとしてアポ取りをする時間が多くなりました。 会社の成長や経営論からすると、代表がアポインターをやっているのはダメな事だとは思います。しかし、弊社の様な小さい会社では採用に掛けられるコストも限界があります。 採用が出来なければ、今のメンバーでどう回していくかを考えないといけません。

こういう部分もあって、テレアポの案件もあまり取れないと思われる案件は引き受けない様にしています。かなり上から目線と言われるかもしれませんが、売上よりも利益を重視しているのでこういった思考と行動になりました。

これは弊社の論理ですが、テレアポする人が余っている会社以外は今後どうやっていくかを考える時期にきていると思います。

今いる人がいなくなったらどうやってテレアポをやっていきますか?
自社で採用ができますか?出来なければ良い外注先はありますか?
外注先にどこまでやらせますか?

何でもかんでもアポ取りをする時代ではありません。 昔はどんなリストでもアポが取れてこそ一人前と言われましたが、今は選んで良いと思います。 誰にでも簡単に長く出来るテレアポの仕組みを作る必要があります。

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