テレアポコラム

テレアポする際にモチベーション(営業マン編)

テレアポ職人の竹野恵介です。
今回のテーマは「テレアポする際にモチベーション(営業マン編)」です。

テレアポとモチベーション・・・

テーマとしては永遠に続くテーマだと思います。答えの無い・出にくいテーマです。 今回は営業マン編ですが、営業の方が自分でアポを取って訪問をする。 こういう仕組みの場合、モチベーションが下がっているとアポが取れない。アポが取れないと訪問先がないから成約にならない。こんな悪循環になりより悪い状態になるかと思います。

ですので、営業の方はモチベーションの維持が重要になります。 そもそもモチベーションって何なんでしょうか? 私自身はモチベーションを気にした事がありません。 その理由は働く事に疑念が無いからです。しかし、最初からこうだった訳ではありません。

その理由は私が起業した頃にさかのぼります。 私が起業した当初、幸運な事に売上には困りませんでした。 創業時はホテルの人材業務がメインで、ある人の売上を移管して貰い、更に独立前からの根回しで初月からある程度の売上がありましたし、新規開拓もテレアポでスンナリ出来ました。 1~2年は何の問題もなく、日々の業務は回り、売上も伸びていたのでモチベーションが下がる事はありませんでした。

しかし、3年を迎える頃に異変が起こります。 人材のビジネスは需要と供給のバランスが大事です。 3年目にも仕事は新規開拓で取ってきますが、採用が出来なく、人材が供給出来ないという事態に陥ります。 頼まれた人材が供給出来ないと信頼を失います。 新規を取っても売上にならないので長年付き合いのある既存のお客様を中心にする事を決めます。

しかし、それが仇になります。 その中心にしたお客様が売上が上がらなくなり、外注業者を切り始めます。 弊社もその切られる中に入ってしまいます。 落ちる時は簡単なものです。半年で売り上げが半分に1年後には20%にまで落ち込みます。 あまりの速さに対策が打てずに何もやる事がない日々が続きます。 社員を解雇し、事務所移転して小さくしとどんどん落ちていきます。

この時のモチベーションは最悪です。 売上が落ちたのは自分が原因ではない、取引先のせいだと言ってなかなか現実を認めようとはしませんでした。

後々テレアポの事業を拡大してこの危機を脱するのですが、この危機の時に何もする事がない日々を過ごして、その後仕事がある事の有り難さを本当に思いました。

ですので、私は働く事・経済活動においてモチベーションがある・ないを言う事ありません。
しかし、これは私自身の事です。

営業マンがモチベーションを維持する為には日々のちょっとした事に喜びを感じ、それを励みに頑張っていく事だと思います。 アポは取れないけどとてもよく話を聞いてくれる人がいた。 成約にはならなかったけど来期は検討してくれる。

こういった小さな部分を自分で良い事と思って、日々頑張る事だと思います。

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